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こんにちは!「とだサックス教室」講師の間部裕子です。
先日、テレビで渡辺貞夫さんの演奏を拝見しました。90歳を過ぎてもなお現役で、あの音、あの表現力。本当にすごいですよね。
もちろん、日々の鍛錬や音楽への情熱があってこそだと思いますが、私は「歯」もとても大きな要素なのではないかと思いました。
というのも、最近読んだ
新装・改訂復刻版 すべての管楽器奏者へ ある歯科医の提言(著:根本俊男)
という本に、まさにそのことが書かれていたからです。今日は本から得た気づきを少しシェアさせてください^^
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管楽器奏者にとって「吹奏感や音色」と「歯」はとても密接に関わっていて、一人一人が最良なアンブシュアを見つけることが大切であることを再認識できました。
しかし、解剖学や生理学的な視点から、歯や口の仕組みを学ぶ機会は意外と少ないのが現状です。
アンブシュアを作っているのは唇だけではなく、中心となるのは口輪筋ですが、それを支えているのは大頬骨筋、頬筋、口角下制筋など、顔の周りの筋肉です。
つまりアンブシュアは、唇だけで作るものではなく、顔全体の筋肉で支えているもの。
そして、アンブシュアは「10人いれば10通り」。
歯並び、顎の形、筋肉のつき方は一人ひとり違います。
教則本に書いてある形をそのまま真似しても、同じ音になるとは限りません。大切なのは、自分の骨格や歯並びに合ったアンブシュアを見つけること。
リップリード(奏者の唇が振動して音源となる)と呼ばれる金管楽器はマウスピースが直接唇に当たるため、出っ歯・受け口など歯並びによって圧力のかかり方が変わり、音色やスタミナに大きく影響します。
対して木管楽器(クラリネットやサックス)の場合は、下唇が「リード」と「下の歯」に挟まれている状態になります。下唇に圧力がかかり痛みや出血を伴うことはあっても歯並びが直接的に音色に影響することは少ないようです。
しかし、上の歯の凹凸はマウスピースの横揺れ(いわゆるマウスピースから歯がすべること)の原因になります。
このような歯並びによる影響を軽減するために、金管用・木管用のアダプターなども考案なされたようです。もし歯並びによる演奏のお悩みがあったら調べてみてくださいね。

そして個人的に印象に残ったのが「バテる理由」。
人間の体の動きは「収縮」と「弛緩」が基本動作で、楽器を吹くという行為は、この「収縮」を長時間維持し続けるということ。
さらに唇は体の中でも非常に血液が豊富な場所です。そこにマウスピースで圧力がかかることで血流が一時的に抑えられ、疲労が起こる。
つまり、バテるのは根性がないからではなく、体の仕組みとして自然なことなんですね、、なんだか安心しました(笑)
今までは「奏者が頑張って合わせるもの」と思っていたけれど、歯科的なアプローチで解決できることもある、というのは新しい発見でした。
管楽器奏者にとって歯医者さんは、虫歯を治すだけの場所じゃなくて、演奏を続けていくために通う場所でもあるのかもしれませんね。

「健康なサウンドは、健康な歯から。」
これからは、そんなことも生徒さんに伝えていけたらいいなと思いました。
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では本日のブログはここまで。読んでいただきありがとうございました。
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